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問題、解決、風景のメモ

Echoからスマートデバイスを制御する方法(とりいそぎのテキストメモ版)

申し込み済みだったEcho Dotがやっと購入可能に。
さっそく入手して使い始める。

Amazonの場合「Echo」がスピーカーの製品名で、
音声入力サービス自体は「Alexa」の名称。

■Alexaで使える音声入力の例(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?ie=UTF8&nodeId=201608460&ref_=pe_1964862_285706002

↑みたいな感じで話しかけると、いろいろ回答してくれる。

■Alexaスキル(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/b/?ie=UTF8&node=5262653051&ref_=pe_1964862_285706002

「スキル」(Alexaにおけるオプション機能のこと)を使うことで、
ぐるなびやYahoo!ニュースなどの外部サービスも、回答を聞くことができる。

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最初、仕事部屋に置いていたが、ふだんテレビなども付けているため、
とくに命令していなくても、勝手に動作して
「すいません、わかりません」などとしゃべり出す。

そこで寝室に移動。
寝ていても(目をつぶっていても)使えそうな機能として
「いま何時?」「今日のニュースは?」「1時間後に起こして」「Jazzをかけて」
といった使い方を始める。

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これに、照明の点灯/消灯を加えたい。
具体的には「あかり点けて」「あかり消して」を可能に。
そのためには、Echo本体に加え、対応ハードの購入、登録・設定などが必要になる。

Alexaに対応する他社ハード製品は、以下のページにリストアップされている。
スマートライト、スマートキー、赤外線発信装置(家電のリモコン代わり)など。

■Amazonスマートホームストア @ Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/b/ref=sd_allcat_ksh?ie=UTF8&node=5364379051

ただ、これらはAmazon推奨/動作保証品ということで、ややお高い印象。
Philips Hueだと、ライト本体とブリッジ(制御器)のセットで、
最低でも1万円スタートになってしまう。

そこで「スマートプラグ Alexa対応」「スマートコンセント Alexa対応」をAmazonで検索。すると、1000円台から、いろんな対応製品が販売されているのがわかる。
ただ、これらの製品は日本語対応していない、機能が限られているなど、難点もある。

このなかから、2000円前後のスマートコンセントを1つ購入。

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「スマートコンセント」は、家庭内LAN(Wi-Fi)に接続することで、
専用スマートフォンのアプリからオンオフが可能になる製品。
これだけならEchoは不要。

電源のオンオフのみで、照明の明るさを微調整するといったことはできない。
コンセントを抜き差しするようなものだから、精密機械にはあまり推奨できないが、まあ照明なら、寿命が多少縮むぐらいですみそうだ。

接続の設定、およびその後のオンオフ操作は、スマホアプリから行う。
具体的には「SmartLife」「Tuya smart」「Geekbes」といったアプリ。
名前は違うが、中身は同じ。ただ、個別の相性・機能差などがある。
Google Play Storeで検索してダウンロード。とりあえず「SmartLife」が安定性などから一番人気のようだ。

「SmartLife」アプリ内の指示に従い、コンセントの登録を行い、Wi-Fiに接続し、動作を確認。
寝室のスタンドライトと、コンセントの間にかませる形。
スタンドライト本来のスイッチは常時オン。
スマホの画面をタップするだけで、オンオフが可能になった。

※スマートコンセント製品は、いわゆる海外仕様の3つ足ばかりなので、
 一般家庭のコンセントで使うには、日本仕様の2つ足への変換プラグ、
 あるいはACアダプター用電源ケーブルが別途必要。

※少し意外だったが、Fireタブレット向けに、
 公式のAlexaアプリは提供されていない。
 FireタブレットからEchoを管理したり、現時点ではできないようだ。
 上記のスマートコンセント向けアプリも見つからなかった。
 (裏技として、apkファイルを他から移せば、動作することは確認)

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次に、この装置をAlexaで操作できるよう、認識させる必要がある。

Alexaにデバイスを登録するには、専用ページまたは専用アプリが必要。
これはAmazonアカウント単位での登録で、以下ページで全体を把握できる。
専用のスマホ向け「Amazon Alexa」アプリも用意されている。

■Amazon Alexaの管理ページ(Amazon)
https://alexa.amazon.co.jp/spa/index.html#cards

ここで「デバイス」という用語が混在していることに注意。
「設定」でのデバイスは、Echo本体(あるいはFireなどのAmazon製品)を指す。
「スマートホーム」でのデバイスが、コンセント、照明、リモコンなどを指す。

そういうわけで、スマートホームからデバイスを登録することになるが、
そのままでは、外部製品は現れない。
外部製品を使うので、ここでも「スキル」が必要になる。
製品に対応する「スマートホームスキル」をAlexaアプリ内で有効にし、
そのスキルを通じてデバイスを登録する。

前述した「SmartLife」は、海外では問題ないが、日本のEchoには対応していないらしい。
実際、スキルの登録画面でSmartLifeを検索しても、ヒットしない。
代わりに、類似アプリの「Geekbes」なら、日本でも利用できるスキルが用意されているとのこと。
「Geekbes」スキルを導入し、あわせてアプリも「Geekbes」に変更。
Alexaアプリからデバイスを探し、登録する。
Echoに「デバイスを探して」と言って登録することもできる。
(ここで「デバイスを検索して」と言ってしまうと、Amazonの販売商品を検索してしまう)

これで、「Geekbes」アプリからの点灯/消灯に加え、
Amazon AlexaアプリにもGeekbesスキルを通じて、コンセントが登録され、
点灯/消灯が可能になった。

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しかし。
これが、Echoを通じて音声操作しようとすると、正常に動作しない

Alexaのスマートホームページに、スマートコンセントデバイスは登録されており、
Alexaアプリからの操作はできるのだが、Echoを通じて音声操作しようとすると
「そのデバイスは見つかりません」と言われてしまう。

他ユーザーの情報によれば、「SmartLife」でなく「Geekbes」を使っていれば、日本でも音声制御が可能になるらしいのだが、我が家ではどうやっても動作しない。
デバイスの名前を、「あかり」「light」などにいろいろ変更したり、
デバイスのタイプを「プラグ」「照明」で切り替えてみたり、
発音を変えたりしたが、認識に至らなかった。

これについては、名前の付け方の問題なのか、機器の相性なのか、発音なのか、
原因は特定できなかった。よって解決不能(>_<)。

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そこで。
違う操作方法を模索。「IFTTT」(イフト)を使うことに。

■IFTTT
https://ifttt.com/discover

「IFTTT」は、複数のWebサービスをつなげ、組み合わせて制御できるサービス。
「○○が○○したら、別サービスの○○で○○する」といった動作を設定できる。
たとえば「Gmailにメールが届いたら、Twitterでつぶやく」といった感じ。
IoT機器にも対応しており、Echo関連では「Alexa」「SmartLife」ともに用意されている。

正規のやり方が「Alexaサービスにホームデバイスとしてコンセントを登録し、それを制御する」なら、こちらは、「EchoからIFTTTを呼び出し、IFTTTがデバイスに働きかける」という流れだ。(おそらくAlexaサービスへのデバイス登録も不要)

IFTTTで、自分のアプレットを作成。具体的には以下の2つ。

>条件if this:「Alexa」に「Say a specific phrase」で「つけて」と言った時に
>結果then that:「SmartLife」で「Turn on」する。

>条件if this:「Alexa」に「Say a specific phrase」で「けして」と言った時に
>結果then that:「SmartLife」で「Turn off」する。

phraseは「Use lower-case characters only」となっているが、漢字も利用できるようだ。
念のため「つけて」「けして」とひらがなにした。
アプレットの名称も念のため同じに。

また各サービスとのconnectが行われていないと、
デバイスが見つからないなどの理由で正常動作しない。
(明確なエラーなどを返してこないので、ここで悩むことに)。
画面右上のSettingから必ず、Amazon、Smartlifeからのログインを許諾しておく(activeにしておく)こと。念のため、コンセントそのものも、SmartLifeアプリで再認識させておく。

Alexaから、登録したIFTTTのコマンドを呼び出すには「トリガー」と言う必要がある。
具体的な呼び出し方法は
「アレクサ、つけて をトリガー」
「アレクサ、けして をトリガー」
となる。

この語順は変えてはいけない、と言われているが実際には、
「アレクサ、トリガー つけて」
「アレクサ、トリガー けして」
「アレクサ、つけてトリガー」
「アレクサ、けしてトリガー」
などでも認識するようだ。

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これで解決!と思ったが、やはり正常動作しない

「アレクサ、つけてトリガー」と言うと、
「イフトに送信します」と応答して灯りが点くが、
「アレクサ、けしてトリガー」と言っても、
「そのイフトトリガーが見つかりません」と言われてしまう。

そこでまた、発音を変えてみたり、
Phraseを「lightoff」「あかりおふ」「くらやみ」などに変えたりしたが、
うまく行かなかった。

最終的に「つけない」だと認識してくれることがわかり、
「アレクサ、つけてトリガー」
「アレクサ、つけないトリガー」
という音声入力で、照明のオンオフが可能になった!


日本語フレーズの認識の厳密さは、おそらくIFTTTの問題だろう。
スマートコンセントなのに、ノンスマートで不格好な呼びかけだなあw、と思う。
ただ、不格好なりに使用はできているのでヨシとした。

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参考にしたサイト

■IFTTTでAmazon Echoを連携してみる(IFTTT入門) マゴトログ シュミニイキル
http://blog.janjan.net/2018/01/08/ifttt-uses-amazon-echo/

■Amazon Echoから日本語で家電を操作 Nature
https://nature.global/jp/ifttt-setup/2017/11/23/amazon-echo

■Amazon Echo(Alexa)でスマートホーム化 ~今できる家電操作とは~
https://freelifetech.com/amazon-echo-smart-home-automation/

■IFTTTのAlexaとlittleBitsをシンプルに連携してみたかったはずが苦労したメモ 1ft-seabass.jp.MEMO
https://www.1ft-seabass.jp/memo/2017/12/14/alexa-meets-littlebits-simple-output/

■Amazon Echoで家電操作やiPhoneを探す方法(IFTTT編)
http://chasuke.com/ifttt-echo/


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こぼればなし
「他のスマートスピーカーと違い、Echoは呼びかけを変更できる」と聞いていたので、「アレクサ」じゃなくて、「KITT」とか「HAL」とか「ちぃ」とか呼ぼう、と思っていたのだが、変更できるのは固定で、「アレクサ」「エコー」「コンピュータ」の3種のみだった(´・ω・`)。

とりあえず「エコー」にして、「エ子ちゃん」と擬人化しようと思ったが、「えこちゃん」「えこ」だと、反応せず……。
ちゃんと「えこー」と発声して使っています。


映画「バーフバリ」

Amazonプライムビデオにラインアップされたので、
インド映画「バーフバリ」1&2を一気視聴。

厳密には「バーフバリ 伝説誕生」と「バーフバリ2 王の凱旋」。
バーフバリ3とか作られてもおかしくはないですが、とりあえず、前編・後編として、この2本で完結する構成です。

20180320250406

映画「バーフバリ2 王の凱旋」公式サイト トップページ

ウソかまことか、S・ジョブスの名言に
「美しい女性を口説こうと思った時、
 ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
 そう思った時点で君の負けだ」
というのがあるらしいですが、
「はあ? 15本とか、たったの1.5倍じゃねーか」
「相手が10本なら、こっちは100本、1000本、1万本贈るんだよ!」
「はあ? それでも足りない? じゃあバラ園を買い取ってそれを贈るよ」
「つーか、地上のバラは、全部彼女のもの。俺が予約したから」
みたいな映画です。すげーな、と思ったシーンやアイテムが、次の瞬間、3倍盛りぐらいで提示されます。

↓は、インドでの続編予告の上映時らしいんですけど、熱狂が凄すぎ。

Bahubali 2 trailer in kurnool Prabhas fans - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vAznbeRspik



もし周りに「最近なんかしけてんなあ」「不景気だなあ」という人がいたら
とりあえずバーフバリがオススメ。
ここ最近、もっとも“景気が良い映像”でした。


王を讃えよ。






北千住散策ついでに、家庭内サイネージを受け取り

ツタヤと東京ガスが無料配布している家庭内サイネージ「T-STATION」が当選した。

家庭内サイネージT-STATION × TOKYO GAS
https://www.t-st.tv/
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「天気、ニュース、チラシなど、今必要な情報をタイムリーにチェックできる」との触れ込み。
電気やガスの使用量もチェック可能。
タブレットもスマホも余っているので、これ以上、情報端末はいらない気もするが
まあ、置きっぱなしで表示させておくのは、そこそこ面白そうだったので
申し込んでいたのだった。

ただ、当選したからといって親切に送られてくるわけではなく、
最寄りのツタヤへ取りに行ってくれとのこと。
これが、新宿とか六本木とか代官山とか、うちから遠いとこが多い……。
一番近くて北千住。といっても、電車で10駅近く&乗り換えが必要。

ちょうど最近、北千住に面白い建築物があると聞いていたので、
撮影をメインに、北千住店に取りに行くことにした。



見たかったのは「大橋眼科医院」と「旧・千住郵便局電話事務室」(現・NTT千住)。

北千住駅西口のアーケード通りを進んでいく。
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急に途切れて、探偵小説の舞台になりそうな洋館が登場。
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患者として通うには、設備などの古さが気になるが、
待合室などはたまらなく上質な雰囲気を堪能できそう。
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旧・千住郵便局も、比較的近くの裏通りに存在。
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こちらは外壁まるごとリフォームしてしまったのか、
ぱっと見の構造はレトロだが、建物自体に古さはなし。
中庭の駐車スペースに続くアーチの形が、往時を忍ばせるのみ。
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昔の写真はこちらで。

東京千住郵便局電話事務室(昭和モダン建築探訪) : 関根要太郎研究室@はこだて
https://fkaidofudo.exblog.jp/11890337/





で、肝心のブツ(T-STATION)だが、Fire 7タブレットとほぼ同サイズ同重量ぐらい。
形状はタブレットだけど、バッテリ詰んでないし、アプリ追加もダメそうなので、
純粋なサイネージとしてしか使い途はなさそう。
(物好きな人がHackして、いろいろ遊べる?とかも難しそう)
ロゴやホーム画面がないけど、電源シャットダウンの表示がAndroidと同一なので、
ベースOSはAndroidでほぼ確定。
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Yahoo!IDやTカードも登録するので、たとえば最寄りのツタヤの在庫確認とか
サイネージから出来るのかと思ってたけど、そういう機能はない……

スピーカー内蔵だけど、基本的には無音。
動画が自動再生されていても音はナシで、
タップして明確に動画再生した時だけ音声が流れるっぽい。
ボリュームあるから、ながしっぱでもいいし、選択制にしてほしかったかも。

時計代わりだけだとしても、天気予報がいつも表示されるのがよい。
流れてくる情報も、さすがにサイネージを意識していて、
新作映画、ニュース、お料理レシピ、クイズ、CMなど、それなりにボーッと見てしまう、
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スマートメーター対応で、電気やガスの使用量もチェック可能って、
意外とこれ、我が家初のIoT機器なのか。
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atomik

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